东奥会是如何崩坏的?

奥运会是如何崩坏的?(翻译自《周刊文春》)

序言

奥运会开幕式,导演换了一个又一个。 这次《周刊文春》拿到的11个资料详细描述了这个过程。 开幕式为了什么变成这样以及是如何“崩坏”的? 只有《周刊文春》才能写出所有内幕。

仪式本应以摩托车冲向新国家体育场的场景开始。 这辆红色的摩托车是大友克弘的漫画《AKIRA》中的主角。 会场中央有一个圆形的球,摩托车围绕其旋转,一旁是在会场投影的倒计时数字。 当它达到零时,中央圆顶打开,三个女歌手出现在舞台上,这是Perfume。 在会场上演唱由作曲家中田康孝创作的歌曲。

Perfume的表演将以幻影收场

用我们所有的精力创造的 210 分钟开幕式舞台将吸引全世界的人们,并推动运动员的进步。 对于导演 MIKIKO 和她带领的团队来说,东京奥运会开幕式一定是一个阳光明媚的舞台。

担任导演的是 MIKIKO 

然而,7月23日晚上8点开始的实际开幕式与MIKIKO设想的完全不同。

奥组委的一名核心成员曾近距离看过他们的制作计划,他接受了杂志采访。

“奥运会为什么会变成这样呢……”

奥运会的开幕式进行了一个不同寻常的过程,导演一个又一个地换人。混乱一直持续到开幕前夕。

“7月19日,演出前四天,负责作曲的小山田圭吾因过去发表过“欺负残疾人”的言论而被迫辞职。负责导演的节目导演小林贤太郎,在发现他过去调侃过犹太人大屠杀后也被解雇了。”(奥林匹克记者)

被发现“残障人士欺凌”的小山田先生

开幕式本应是运动员们齐聚一堂,向世界传递东京奥运会信息的舞台。 为了达到最好的效果,还投入了大量的税收。 开幕式和闭幕式的预算在邀请阶段为91亿日元,但到2019年增加到130亿日元。 随着延期,预算增加到165亿日元

”组委会主席桥本圣子松了口气,开幕式已经结束,但有一个问题无法解决。现实中,制作人胡乱瞎搞,浪费预算和时间,许多人劳累后,这样的演出结束了。”(政府官员)

组委会主席桥本

MIKIKO方案邀请到了森山未來的出演

奥运会变成这样的根本原因是什么? 这一次,杂志通过多方利益相关者,获得了11个开幕式剧本,这些剧本是从去年4月到今年7月创作的。有 海量资料,共计1199页。 随之而来的是开幕式“崩溃”的整个故事。


日语原文

 演出責任者の相次ぐ交代など迷走を重ねた五輪開会式。今回入手した11冊にも及ぶ台本には、その過程が詳らかに記されていた。なぜ、どのようにして、開会式は“崩壊”していったのか。小誌だけが書ける全内幕――。

 そのセレモニーは、新国立競技場に1台のバイクが颯爽と走ってくるシーンから幕を開けるはずだった。大友克洋氏の漫画『AKIRA』の主人公の愛車、赤いバイクだ。会場に映し出されるカウントダウンの数字。ゼロになると、中央のドームが開き、ステージに3人の女性が姿を見せる。Perfumeだ。会場には、彼女たちをプロデュースする中田ヤスタカ氏の書き下ろし楽曲が流れている。

  Perfumeの出演は幻に終わった

全ての画像を見る(23枚)

 精魂込めて作り上げた210分間のステージが、全世界の人々を虜にし、アスリートたちの背中を押していく。演出振付家・MIKIKO氏と彼女が率いてきたチームにとって、東京五輪の開会式はそんな晴れ舞台となるに違いなかった。

  演出責任者だったMIKIKO氏

 ところが、7月23日の夜8時に始まった実際の開会式は、MIKIKO氏が思い描いてきたものとは、全く別物になっていた。

 彼女たちの演出案を間近で見てきた五輪組織委員会中枢の一人は、小誌の取材にこう漏らすのだった。

「どうして、こんなことになってしまったのか……」

 演出責任者が次々に交代するなど、異例の経緯を辿った五輪開会式。その混乱は直前まで続いていた。

「本番4日前の7月19日に、作曲担当だった小山田圭吾氏が過去に“障がい者イジメ”を自慢するような発言をしていたとして辞任に追い込まれた。さらに7月22日には、ショーディレクターとして演出を統括していた小林賢太郎氏も、過去にコントでホロコーストを揶揄していたことが発覚し、解任されてしまったのです」(五輪担当記者)

  “障がい者イジメ”が発覚した小山田氏

 東京五輪が掲げるメッセージを世界に打ち出し、アスリートが一堂に会する舞台だったはずの開会式。最高の演出を実現するために、多額の税金も投じられてきた。開閉会式などの予算は招致段階では91億円だったが、19年時点で130億円に増大。延期に伴って予算は増額され、165億円まで膨らんでいる。

「組織委の橋本聖子会長らは開会式が終わったことに安堵していますが、一件落着でいいはずがありません。実際には演出は迷走に迷走を重ね、予算も時間も浪費され、多くの人が傷ついた末に本番を迎えてしまったのです」(政府関係者)

  組織委の橋本会長

MIKIKO案での森山未來

 問題の根底には一体、何があるのか。小誌は今回、多くの関係者を通じ、昨年4月から今年7月にかけて作成された開会式の台本11冊を入手した。計1199頁に上る膨大な資料。そこから浮き彫りになったのは、開会式が“崩壊”していく一部始終だった――。
 

               

「本来なら、この台本で本番を迎える予定でした」

 そう嘆くのは、MIKIKOチームの関係者。19年6月3日、能楽師の野村萬斎に代わり、演出責任者に起用されたのが、MIKIKO氏だった。

「この時点で、中身は全くの白紙状態。しかし、チームの総力を結集し、演出内容やキャスティング、衣装プランなどを固めていったのです」(同前)

 それらをまとめたものが、IOCにもプレゼンした昨年4月6日付の台本だ。タレントの渡辺直美が「かっこよすぎ」と絶賛し、IOCのセレモニー担当者も「よくここまで作り上げた」と評価した“幻の開会式”。小誌4月8日号でも一部を報じたが、その完全版を改めて紹介しよう。

  NY在住の渡辺直美

 冒頭で触れたように、会場に赤いバイクが颯爽と走ってくるところで幕を開ける。Perfumeがステージ上でパフォーマンス。プロジェクションマッピングを駆使し、東京の街や張り巡らされた地下鉄の路線が次々浮かび上がる。

  舞台上でダンスを披露する3人組。東京五輪開会式では決して見られなかったシーンだが……

 ワイヤーフレームで作られた車で登場するのは、ダンサー兼歌手の三浦大知。映し出された三浦の顔が徐々に木の根へと変貌し、会場中に広がった根は巨木となって空へ向かっていく。

 樹木の生命力そのままに女優・土屋太鳳と、世界的ダンサーの辻本知彦が舞う。茶室の形をした光るフレームにあわせて踊るのは、こちらも世界的ダンサー・菅原小春だ。

  世界的ダンサーの辻本知彦氏や、朝ドラ女優の土屋太鳳も開会式に登場する予定だった

 会場に現れた「ネオ東京」で跳躍するのは、ダンスユニット・東京ゲゲゲイ。フィールドには、大友氏が新たに描き下ろした「ネオ東京」も映し出されていく。

 鈴の音とともに、会場の中央をスポットライトが照らす。光を浴びるのは俳優・森山未來。森山が舞うと、その動きにあわせて、周囲の空間に映し出された幾何学模様が波を打つ。

  MIKIKO時代には、光っている杖を使ったパフォーマンスが予定されていた森山未來

 64年大会の競技映像を振り返り、渡辺直美が「READY?」と合図を送る。女性ダンサーたちが、ひとりでに走る光る球と呼吸をあわせて舞う。

 世界大陸を模したステージの合間を各国のアスリートが行進。天皇の挨拶が終わると、ステージが世界大陸から鳩のフォルムに。空からは、鳩を象った無数の紙飛行機が降ってくる。

 競技紹介は任天堂の宮本茂代表取締役が監修し、スーパーマリオやインベーダーゲームのキャラクターのCGが盛り上げていく。

  ピクトグラムだった競技紹介は、最先端のコンピューターグラフィックスも駆使した演出に

 ステージは巨大な聖火ランナーの形へと三たび変化し、その周りをランナーが走る。最終ランナーがステージの心臓部に火を点けると、ステージを縁取るように花火が上がり、そびえ立つ聖火台が燃え盛る――。

「この企画案の特徴は、最新のテクノロジーと人間の身体表現とを絶妙に融合させていること。『コロナ前に作ったものだから派手にできた』と言われるかもしれませんが、そういう次元のものではありません。シーンの1つ1つが丁寧に作り込まれ、生命が吹き込まれている。一度で良いからホンモノを見て頂きたかった……」(IOC関係者)

表紙に〈Confidential〉の文字

 ところがこの僅か1カ月後の昨年5月11日、MIKIKO氏は、電通代表取締役で「五輪事業を仕切ってきた」(電通関係者)髙田佳夫氏らによって“排除”されてしまう。代わりに責任者に就いたのが、髙田氏と電通同期のCMクリエイター・佐々木宏氏だ。

「衣装や舞台装置の準備を進めていたMIKIKOチーム案を再び白紙に戻したことで、億単位の費用が無駄になりました」(同前)

 そしてこの後の台本では完成していた企画案が無残に切り刻まれ、MIKIKO氏は絶望してしまう。

「昨年8月18日、佐々木氏はMIKIKO氏を呼び出し、現状の案を説明しました。が、それは彼女の案を切り貼りしたものだったのです」(同前)

 実際は、どういう内容だったのか。昨年10月4日付の構成案を見てみよう。表紙には、佐々木氏の名前や古巣である電通のクレジットが掲載されている。

〈点→線→面→立体→空間→時間〉と、ザックリとした構成が冒頭に記されている企画案。そこには『AKIRA』の演出も描かれていた。MIKIKOチームはオープニングで使用していたが、佐々木氏のプランでは後半へと移行。主人公役に想定されているのは、俳優の菅田将暉だ。

 前出のMIKIKOチーム関係者が憤る。

「確かに、主人公を菅田君に、という案はMIKIKO時代にも上がっていました。しかし主人公が乗るバイクは特殊な改造がされ、会場を実際に走るのは危ない。運転に長けた専門のキャストに任せようという結論になりました。ところが佐々木氏は一度やった議論を蒸し返した上に、開会式のストーリーを全く無視した形で企画を切り貼りしています」

 さらにレディー・ガガが赤い帽子をかぶってマリオの土管に入ると、同じ格好の渡辺直美に入れ替わるというサプライズ演出も描かれていた。ただ、佐々木氏の思い付きに留まっているのか、レディー・ガガの箇所には〈やってくれたらの話です〉と断り書きが記されていた。他方で、任天堂が監修していた競技紹介はこの頃から、ピクトグラム隊による〈コメディパフォーマンス〉に変わっている。

  昨年10月時点の佐々木氏案にはレディー・ガガと渡辺直美が

 それだけではない。〈その他の案。〉として記されているのが、木材を使った五輪マークの周囲を火消しの男性たちが取り囲むイラスト。さらにフィナーレを飾るのは、歌舞伎俳優・市川海老蔵と野村萬斎だ。

  森氏が強く推した市川海老蔵

「いずれも“政治案件”です。江戸文化である火消しは、小池百合子都知事がMIKIKO時代から、演出チーム側に『演出に入れて。絶対よ』と求めていました。都知事選で、火消し団体の支援を受けた“恩返し”の意味もあるのでしょう。一方、海老蔵は、組織委の森喜朗会長(当時)が『マストで』と押し込んできた案件。本番でも披露された『暫(しばらく)』の演目と衣装は、当時から指定されていたものです」(組織委関係者)

 ただ、あくまで中身を優先しようと考えていたMIKIKO氏は、火消しと海老蔵という“政治案件”は、思い描く演出内容に合わないと頭を抱えていた。実際、昨年4月6日付の台本からは、両者が外れている。

「ところが、佐々木氏はそれらをあっさり復活させました。“政治案件”も巧みに捌き、利益を最大化する電通出身者らしいやり方です。アイデアの盗用をはじめ、佐々木氏や電通の不誠実な対応を許せなかったMIKIKO氏は昨年11月9日、組織委に辞任届を提出しました」(同前)

 それから約1カ月後の昨年12月8日版の台本。ここから紹介する台本には全て表紙に〈Confidential〉の文字が刻まれている。

「竹中も許されないと考えて」

 有観客開催なら“前座”として行われるはずだったプレショーのMCには、芸人の山口智充とタレントのSHELLY。オープニングでエアロバイクを漕ぐ女性には、元AKB48の秋元才加の名前が記されている。12月21日版では大工の棟梁役で、俳優・松重豊の名前も新たに登場した。

 ところが、キャスティングは難航したようだ。年明けの今年1月19日版の台本になると、エアロバイクを漕ぐ女性から秋元の名前が消え、代わりに、

〈稲村亜美が良さそう(イモトもいいが)→スケジュール軽アタリ〉

 と、軽い調子のメモが付記されている。稲村は「野球女子」で知られるタレント、イモトは芸人のイモトアヤコだろうか。

 だが、キャスティング調整をしていた最中の3月18日、佐々木氏が侮辱演出案を巡る問題で責任者を辞任。ここが“MIKIKO氏排除”に続く2つ目のターニングポイントだった。

 組織委幹部が指摘する。

「組織委から開会式の業務委託を受けていたのは、電通でした。予算や進行などの実権は電通が握っていた。ところが、髙田氏や佐々木氏がMIKIKO氏を外していく過程が明るみに出たことで、電通が一歩引く態勢とならざるを得なくなりました。代わりに寄り合い所帯の組織委が仕切ることになったのですが、人選など全て演出チームに丸投げで、今度はガバナンスが効かなくなったのです」

 佐々木氏に代わって責任者に任じられたのが、後にホロコーストを揶揄した問題で解任される小林氏だ。

「サブカル界では有名だった小林氏は昨年8月、佐々木氏から『開会式を手伝ってほしい』と持ちかけられ、承諾しています。昨年12月23日にMIKIKO氏らが中心だった演出チームは正式に解散しましたが、佐々木氏や小林氏は新しい演出チームに残った。そうした流れもあり、小林氏が演出を統括することになりました。こうしたサブカル人脈の中で“渋谷系”の代表格、小山田氏の作曲担当での起用も決まっていきます。ただ、小林氏はダンスパフォーマンスの経験に乏しい。なかなか演出ビジョンが定まらず、精神的にもかなり追い詰められていました」(演出関係者)

  解任された小林氏(左)は、佐々木氏が引っ張ってきた

 残り1カ月を切った6月27日付の台本。この段階では『AKIRA』の演出は無くなり、プレショーのMCも山口とSHELLYから、フリーアナウンサーの平井理央へ変更。が、無観客開催が決まり、翌月にはプレショーの企画は消滅する。一方で〈森山未來さんによる追悼パフォーマンス〉は〈構成調整中〉と注意書きがあり、ギリギリまで調整が行われていた。

 そして本番5日前、7月18日付の台本。表紙には〈IMAGINE尺確定〉〈栄誉賞VTR 尺確定〉〈国歌斉唱 TC微修正〉など前台本からの変更点が記され、完成形へと近づいていく。だが、この翌19日に小山田氏が辞任、さらに3日後の22日に小林氏が解任されてしまうのだ。

 さらに――。

「公表されていませんが、本番直前に『第二の小山田』とも言える著名人が出演を辞退しているのです」

 そう明かすのは、開会式関係者の一人だ。

「本番では大工の棟梁役を元宝塚女優の真矢ミキが演じましたが、21日に行われた通しリハーサルでは、棟梁役は真矢と、俳優の竹中直人の2人でした。もともと松重の起用が検討されていた役どころです。竹中はノリノリで大工たちを盛り上げ、図面を見ながら指示を出す演技をしていた。ところが小林氏が解任された22日、竹中も辞任を申し出たのです」(同前)

  大工の棟梁役で登場した真矢ミキ(NHKより)

 彼に何があったのか。別の組織委関係者が続ける。

「小山田氏の問題が発覚してから、組織委は慌てて開会式スタッフの“身体検査”を行いました。それに引っかかったのではないか、と。実際、竹中は85年に『竹中直人の放送禁止テレビ』というオリジナルビデオを発表していますが、障がい者を揶揄するようなコントを演じているのです」

 ビデオは内容が過激だったために、版元が自主回収したとされているが、小誌は独自に内容の一部を確認した。映像には、信号機のメロディを頼りに横断歩道を渡る視覚障がい者のモノマネか、竹中をはじめとした一行がリズミカルに白杖を振り回し、笑いを取る場面が収められている。屍姦四十八手として、竹中が死体を模したセーラー服姿のマネキンに様々な性的いたずらをするコントもあった。

 小誌は7月25日、竹中に声を掛けたが、

「事務所を通して下さい」

 と語るのみ。事務所に事実確認を求めると、マネージャーが取材に応じた。

  竹中直人も本番2日前までは……

「『放送禁止テレビ』が原因で辞任したのは事実です。小山田さんの問題が浮上した時、竹中本人から『36年前にこういう作品に出演している』と連絡があり、辞退したいと申し出てきた。ただ、この作品では竹中は演者。企画者でもプロデューサーでもないので、私は『予定通りお願いします』と。しかし小林さんが解任された際、コントでの言動が問題になった。これでは竹中も許されないと考えて、竹中から組織委に申し入れ、承認されました」

 この作品を巡っては、過去にも抗議を受け、竹中が障がい者団体に謝罪に行ったこともあったという。

森氏が強く主張した松井秀喜

「契約上はリハーサルに出た日数の日当はもらえると思いますが、こちらとしては、リハの報酬は受け取らない意向です」(同前)

 混迷を極めた末に迎えた7月23日の本番。小山田氏が担当していた冒頭の4分間は、別の曲に置き換えられたが、小林氏のカラーは随所に残っていた。

「劇団ひとりのコントやなだぎ武によるテレビクルーの寸劇がありましたが、いずれも小林氏テイスト。なだぎは、小林氏が作・演出を手掛けるコント公演にも出演している。劇団ひとりについても、発売中止になった開会式のパンフレットで、小林氏が『懐かしい友人』などと紹介しています」(前出・演出関係者)

 かたや花形の一つ、入場行進では「ドラゴンクエスト」など、世界的に有名なゲームの楽曲が19曲流れた。だが、6月16日付の〈MUSIC LIST〉の選手入場の項目を見ると、本番で流れなかった5曲の曲名が記されている。「ゼルダの伝説」のメインテーマや「スーパーマリオブラザーズ」のスーパーマリオ組曲、「ポケットモンスター」のオープニング……共通点はただ1つ、「任天堂ソング」ということだ。

  マリオやゼルダなど任天堂ソングも

「MIKIKOチームでは競技紹介を任天堂に監修してもらいましたが、代表取締役の宮本氏は自ら本社のある京都から毎週のように上京し、会議を重ねていました。しかし佐々木氏に実権が移った後、彼は競技紹介をあっさりピクトグラムに変えた。そのことには、任天堂側も複雑な思いがあるのでしょう。結局、本番直前で任天堂の曲は全て外されました」(別の電通関係者。任天堂は「当社は回答する立場にございません」)

 そんな中で、多くの国民が驚いたのが、ドローンによる演出だろう。

「夜空に浮かぶ1824機のドローンが、一糸乱れぬ隊列で五輪のエンブレムから地球に変化するパフォーマンスを見せた。全体的に評判が芳しくない開会式で『地球ドローンだけは良かった』という声も出ています」(前出・記者)

  本番で披露された地球ドローン

 ところが――。

 MIKIKO時代の演出を知るスタッフが訴える。

「あれはMIKIKO体制の時に、テクニカルチームが苦労して作り上げた演出の“パクリ”。それを、今の演出チームは断りも無く流用しているのです」

  MIKIKOチームの地球ドローン

 ドローンのパフォーマンスは、五輪のスポンサーでもある米インテル社が全面的に技術協力している。

「MIKIKO時代のテクニカルチームは、インテルのドローンチームと打ち合わせをするため、彼らの拠点であるドイツに渡航したりもしました。今の技術力でできることは何か、試行を繰り返して演出プランを完成させた。単にドローンのパフォーマンスだけでは、インテルの技術発表会になってしまう。そこで、MIKIKOチームでは会場でのプロジェクションやAR(拡張現実)と連動させる演出を考えていました。それを、本番ではドローン演出だけ“つまみ食い”しているのです」(同前)

 様々な案が浮かんでは消え、アイデアがつまみ食いされ、クリエイターたちが傷ついていく中で、最後まで残ったのは、小池氏の火消しと森氏の海老蔵。2つの“政治案件”だった。

「開会式のクライマックスである最終聖火ランナーは、プロテニス選手の大坂なおみでした。ただ、彼女が選出された過程にも、政治やIOCの影が色濃く出ています」(別の組織委幹部)

  大坂なおみ

 実は、今年2月までは別の人物が最終聖火ランナーの予定だった。

「本番でも走った王貞治氏、長嶋茂雄氏、松井秀喜氏の3名です。長嶋氏については演出チーム側も推薦していましたが、松井氏の場合は、地元・石川県で彼の後援会の名誉会長を務めた森氏が強く主張し、候補者リストに入りました。ところが、森氏が“女性蔑視”発言で組織委の会長を辞任したことで状況は一変。今度は、IOCが掲げる『多様性と調和』を体現する存在として、大坂に白羽の矢が立ちました。本人に打診したのは、森氏の辞任から間もない3月です」(同前)

  聖火ランナーを務めた王、長嶋、松井の3氏

 大坂の直前には、被災地の子どもたち6人が走ったが、「復興五輪」の象徴として彼らを最終ランナーにする案はなかったのか。

IOCが拒否した「復興五輪」

「IOCは以前から演出側に『世界で困っているのは、東北だけではない。特定の震災を限定的に取り上げるのはダメ』と伝えていました。MIKIKOチームの演出には当初、黙祷シーンも入っていましたが、これもIOCから『外せ』と指示を受けた。それほど、IOCは復興五輪には否定的だったのです」(同前)

 一方で、IOCが挿入を強く求めてきた点もあった。

「本番でも、開会式のストーリー展開を寸断するように流れた『Imagine』はIOCの強いリクエスト。18年の平昌五輪の時にIOC側が『今後はImagineを必ず開会式で流したい』と言い出し、今回の演出チームはこの要望を受け入れました。結果、演出としての作品性や復興五輪などの理念よりも、IOCや政治家など発言権が大きい人たちの意向に沿った開会式となったのです」(同前)

 開会式から3日後の7月26日。ドローン演出の“パクリ”や竹中の辞任など一連の問題について、組織委に確認を求めたが、期日までに返事はなかった。

 MIKIKO氏の排除に関与し、小林氏らを演出陣に加えた佐々木氏に開会式の感想を尋ねたところ、

「はい、見ました。あとは、お答えできません」

 では、本来、開会式を万感の思いで見つめていたはずの人物――MIKIKO氏は今、何を思うのか。彼女の携帯を鳴らすと、言葉少なにこう語るのだった。

「お話しできることは何もありません。今は直近のライブに向けて、全力で取り組んでいます」

東京のため、アスリートのため、最高の演出を目指したはずのクリエイターたちが蔑ろにされ、最後までIOCや政治家、電通の要望ばかりが優先された開会式。MIKIKO氏は昨年10月16日、電通幹部らにこんなメールを送っていた。

〈このやり方を繰り返していることの怖さを私は訴えていかないと本当に日本は終わってしまう〉

アスリートが敗北から立ち直るように、この失敗から我々も学ばなければ、彼女の言葉は現実のものになりかねない。

  

source : 週刊文春 2021年8月5日号


正片开始

“最初,我打算用这个方案承办开幕式。”

应该感到悲哀的是参与 MIKIKO 团队的人。 19 年 6 月 3 日,MIKIKO 被任命为导演,撤下了能剧表演者野村万斋。

“在这时候,开幕式的内容几乎完全空白。不过,我们已经集结了团队的所有力量,将制作内容、选角、服装计划等进行了规划。”(同上)

这些设想是去年 4 月 6 日的方案,该方案也提交给了国际奥委会。 “幻影开幕式”被天才渡边直美称赞“太酷了”,被国际奥委会仪式工作人员评价为“历史的极致”。

住在纽约的渡边直美

正如开头提到的,当一辆红色摩托车在会场上狂奔时,帷幕拉开。 Perfume在舞台上表演。 开幕式将充分利用投影映射,东京的街道和环绕四周的地铁线路将会一一浮现。

三人一组在舞台上表演舞蹈。 这是奥运会开幕式上从未见过的场景……

舞者兼歌手三浦大知将出现在由线框制成的汽车中。待三浦大知表演完后, 三浦的脸庞逐渐化为一棵树的根,遍布会场的根变成了巨树,直冲云霄。这象征着绿色奥运,蕴含了环保思想。同时树还象征着东京都蓬勃的生命力。这棵树的树根在空中蔓延,逐渐幻化成一座空中茶室,象征日本传统的茶道文化。

女演员土屋太鳳和世界著名舞者辻本智彦在树木之中翩翩起舞。 举世闻名的舞者菅原小春也随着茶室形状的发光框架起舞。

世界著名舞者辻本智彦和早间剧演员土屋太鳳也将出席开幕式。

在会场出现的“New Tokyo”中跳跃的是Tokyo Gegegay。 大友先生新绘制的“新东京”也将在现场放映。

聚光灯随着钟声照亮了场地的中心。 被照射在光线下的是演员森山未来。 当森山跳舞时,投射在周围空间的几何图案随着它的移动而起伏。

森山未来在 MIKIKO担任制作人的时候计划用闪亮的魔杖表演。

之后会在现场播放全息视频,是回顾 1964 年锦标赛的比赛视频。视频最后,渡边直美高高喊出“准备好了吗?”。之后 女舞者与一个发光的球跳舞,运动员开始入场。

来自每个国家的运动员在模仿世界大陆的舞台之间行进,并站在自己大洲的那块大陆内。 天皇致辞之后,舞台从世界大陆变成了鸽子的形态向上飞起,同时,无数的鸽子形状的纸飞机从天而降。不论是鸽子,还是纸飞机,都是核平和平的象征。鸽子与飞机上下交织,象征着日本人对和平的向往。

比赛之后的策划由任天堂CEO宫本茂介绍,生动活泼的《超级马里奥》和《侵略者》等游戏角色CG,将会在场上出现,这也算是与东京八分钟时候,安倍晋三穿着马里奥角色的衣服发出邀请相呼应。

比赛的介绍是象形图,是充分利用尖端计算机图形的制作。

舞台三度变幻成巨大的火炬手形状,赛跑者绕着它奔跑。 当最后一名参赛者点燃舞台中央的火炬时,烟花升腾到舞台的边缘,高耸的火炬架燃烧起来。

“这个项目的特点是它是最新技术和人体表情的精致融合。可以说'它是在电晕之前制作的,所以它很浮华',但那个维度不是一个东西。每个场景精心制作,栩栩如生。我想让你立刻看到真实的东西......”(国际奥委会官员)

资料封面上还有<机密>字样

然而,仅仅一个月后,去年5月11日,MIKIKO先生被电通代表董事高田佳雄先生“排除”,此后“一直负责奥运会业务”的是电通官方。而高田先生和电通公司的 CM 创作者佐佐木宏先生负责。

“将 MIKIKO 团队准备的服装和舞台布景的提案重新换成白纸(推倒重来),浪费了 1 亿日元的成本。”(同上)

而在这之后的剧本中,完成的计划全部惨遭删除,MIKIKO几乎绝望了。

“去年8月18日,佐佐木先生打电话给MIKIKO先生,说明了现在的计划,不过是对她的计划进行了《剪切》。”(同上)

实际内容是什么? 让我们来看看去年10月4日的计划。 封面上写着佐佐木先生的名字和电通的署名。

原先开头构图清晰的计划,例如<点→线→面→体→空间→时间>。 “AKIRA”的制作也策划了这项转换。 MIKIKO在开场就使用了它,但佐佐木的计划将它转移到了下半场。 演员须田正树应该是主角。

这让上面提到的 MIKIKO 团队的成员们十分不满。

“当然,以菅田先生为主角的想法是在MIKIKO时代产生的。但是,主角所骑的自行车经过特殊改装,在会场实际跑步很危险。演员是受过训练的专业人士,不过佐佐木先生把自己曾经做过的讨论重提了一遍,完全不理会开幕式的以前的计划,直接对项目进行了大幅度删改。”

此外,当Lady Gaga戴上红帽子进入马里奥的泥管时,一个惊喜的作品出现了,她被换成了长得一模一样的Naomi Watanabe。 然而,也许这只是佐佐木先生的想法,在Lady Gaga的地方有一个免责声明说“你这样做只是说说而已”。 另一方面,任天堂监督的比赛介绍从这个时候开始变成了象形军团喜剧表演。

去年 10 月,Lady Gaga 和 渡边直美被列入佐佐木先生的计划中。

这还不是全部。 其他计划是人们在木头制成的奥林匹克标志周围灭火的插图,这个代表为东京做出贡献的消防队员,是东京都知事小池百合子提出的;与之同时的还有建筑工人,就是我们不懂得一群人敲着木头的场景。 而且,根据森喜朗(日本组委会主席)的提议,歌舞伎演员市川海老藏(野村万斋饰演)也将装饰压轴。虽然我们可能看不懂市川海老藏的表演,但是他确实是日本最出名的文化。而在开幕式上表演的市川海老藏演员,是森喜朗的好朋友。野村网摘一拍大腿,“行,兄弟。这市川海老藏上定了”,于是便要求佐佐木宏将这项表演也加进去。这时好戏来了

By Lee:

你想,原先设计的科技感爆棚的开幕式,你要怎么将市川海老藏加进去?这就类似于我们的京剧,完全跟科技不沾边。于是,佐佐木决定,将市川海老藏和钢琴加在一起!

哎呦喂,一边一位《风度翩翩》的女孩弹钢琴,一边一个面目狰狞的市川海老藏,不敢想象了

森氏が強く推した市川海老蔵

两者都是政治项目。“对于灭火,这是一种江户文化,东京都知事小池百合子一直要求导演团队“将其投入制作 开幕式要点燃圣火,你拉一群人在这里灭火,吉利吗?!,绝对要加入。”这也可能意味着“给予”在团体的支持下回归”。另一方面,海老藏是当时的组委会主席森喜朗(当时)作为“必须”推动的项目。)“从那时起,表演和服装就被指定了。”(组委会官员)

然而,优先考虑内容的MIKIKO先生却在想,灭火和北海道的“政治工程”是否与他设想的制作内容不符。 事实上,两者都远离了去年 4 月 6 日的剧本。

“不过,佐佐木先生轻而易举地让他们复活了。这似乎是来自电通的一种巧妙处理‘政治事务’并实现利润最大化的方法。包括窃取想法,佐佐木先生和电通先生的不诚实回应MIKIKO先生,谁无法原谅,于去年11月9日向组委会递交了辞职通知。”

大约一个月后,去年12月8日版的剧本。 这里介绍的所有脚本的封面上都刻有字母。

“认为竹中是不允许的”----这个我也不会翻译了「竹中も許されないと考えて」

演艺人员山口智光和天才SHELLY是预演的MC,如果有观众的话,这本来可以作为“开幕式”举行的。 开场时骑着健身车的女人身上写着前AKB48秋元早香的名字。 在12月21日的版本中,扮演木匠建造者角色的演员松重丰的名字也出现了。

然而,铸造似乎很困难。 在1月19日的新年剧本中,秋元的名字从骑健身车的女人身上消失了,取而代之的是,

<稻村亚美好看(伊本也不错)→日程灯雅达利>

添加了浅色调的音符。 稻村是被称为“棒球少女”的天才和艺人井本彩子吗?

然而,3月18日,在调整演员阵容的同时,佐佐木先生因侮辱制作计划的问题辞去了负责人的职务。 这是继“MIKIKO先生排斥”之后的第二个转折点。

组织高层指出。

“组委会将电通外包给开幕式。电通控制着预算和进度。然而,高田先生和佐佐木先生撤换MIKIKO的过程却被曝光,电通是只好退后一步,而是由组委会来管,但选人的工作全都丢给了制作组,这下管不了了。”

小林先生后来被任命为佐佐木先生的负责人,因为一个调侃犹太人大屠杀的问题而被免职。

“在亚文化界小有名气的小林先生,去年8月被佐佐木先生请来协助开幕式,他同意了。去年12月23日,由MIKIKO等人带领的导演团队虽然正式解散,佐佐木老师和小林老师留在了新的制作团队。由于这样的趋势,小林老师将负责制作。在这样的亚文化网络中,“涩谷系统”的代表。决定由小山田先生担任作曲家。不过,小林先生在舞蹈表演方面的经验很少,难以确定制作愿景,精神上走投无路。”

被解雇的小林先生(左)佐佐木先生

剧本日期为 6 月 27 日,还有不到一个月的时间。在这个阶段,《AKIRA》的制作已经消失,预演的MC也从山口和雪莉变成了自由播音员平井里奥。然而,决定不举行观众,预展计划将在下个月消失。另一方面,《森山未来的纪念表演》是<结构调整>,有一个注释,调整到最后一分钟。

并且剧本日期为7月18日,距离实际演出还有5天。封面上写着<IMAGINE音阶确认><荣誉奖VTR音阶确认><国歌演唱TC小改>等与之前剧本的变化,正在接近完成的形式。然而,小山田先生于次日 19 日辞职,小林先生于 22 日,也就是三天后被免职。

而且 - 。

“虽然还没有公布,但可以称为‘小山田二代’的名人拒绝在公演前出现。”

一位参与开幕式的人士透露了这一点。

”在实际演出中,原宝冢女演员真也美纪扮演木匠的角色,但在21日举行的彩排中,建造者的角色是真也和演员竹中直人。原来是松重被任命的。竹中对木匠很热情并一边看图纸一边下达指令。不过,22日小林先生被解职时,竹中也提出辞职。”同上)

作为木匠的建筑师出现的Miki Maya(来自NHK)

他发生了什么事情?另一位组委会官员继续说道。

“小山田先生的问题被发现后,组委会急忙对开幕式工作人员进行了‘体检’,说不定是中招了。其实竹中在1985年就说过,”竹中直人的我们曾发布过一段原视频,名为《广播禁电视》,我们却是在给残疾人玩可笑的控制。”

据称该视频因其内容激进而被出版商主动召回,但该杂志独立确认了部分内容。视频显示了一个视障模仿者依靠红绿灯的旋律穿过人行横道,或者包括竹中在内的一群人有节奏地挥舞着白色的手杖大笑。作为恋尸癖四十八的动作,还有竹中对身着模仿尸体的水手服的人体模型进行各种性恶作剧的控制。

该杂志于 7 月 25 日向竹中呼吁,

“请通过办公室”

说啊。当我要求办公室确认事实时,经理回应了采访。

竹中直人也是演出前2天...(Google翻译)

“我确实因为‘广播禁令电视’而辞职。当小山田先生的问题出现时,竹中本人联系我并提出拒绝,因为他在36年前出现在这样的作品中。然而,在这部作品中,竹中是一个表演者. 我既不是策划人也不是制作人,所以我说,“请按计划进行。”但是,当小林先生被解雇时,他在比赛中的言行就成了问题。我认为这不会让竹中,于是竹中向组委会提出申请,获得通过。”

过去,竹中为了回应对这项工作的抗议,曾去向一群残疾人道歉。

森先生坚持的松井英树

“我认为我会按照合同规定我去彩排的天数得到每日津贴,但我不打算获得彩排补偿”(同上)

7月23日的生产,这是在动荡之后达成的。小山田先生负责的前四分钟被另一首歌取代,但小林先生的色彩仍然无处不在。

“剧团一里的故事和滩武有剧组的小品,但都对小林先生有味道。滩也出现在小林先生制作和导演的故事表演中。在开幕式小册子里,取消了,小林先生介绍了“怀旧的朋友”等。”

入口进行曲演奏了《勇者斗恶龙》等世界著名游戏的19首歌曲,是花形和花形之一。但是,查看6月16日的的播放器入场条目,列出了实际演出中未播放的五首歌曲的名称。 《塞尔达传说》的主旋律、《超级马里奥兄弟》的超级马里奥套装、《口袋妖怪》的开场……只有一个共同点:《任天堂之歌》「任天堂ソング」。

任天堂歌曲,如马里奥和塞尔达

“MIKIKO团队让任天堂监督比赛介绍,但代表董事宫本先生每周都会从京都总部前往东京举行会议。然而,真正的权力转移到佐佐木先生身上。之后,他干脆把比赛介绍改成了象形文字。这对任天堂来说可能是一种复杂的感觉。最后,在演出前,所有的任天堂歌曲都被删除了。”任天堂表示,“我们无法回答。” )

在这种情况下,让很多人感到惊讶的可能是无人机的表演。

“漂浮在夜空中的1824无人机表演了从奥运会徽到直线地球的表演。有人在开幕式上说‘只有无人机表演好’,总体上并没有得到好评。我正在采访”(上图,记者)

无人机地球在开幕式中亮相

然而,知道 MIKIKO 的制作计划的工作人员声称:

「那是在 MIKIKO 系统中,技术团队辛苦创作的作品的『pakuri』。现在的制作团队正在不知不觉中盗用它。」

MIKIKO团队地球无人机

无人机的性能得到了英特尔的全面技术合作,英特尔也是奥运会的赞助商。

“MIKIKO时代的技术团队也前往他们所在的德国,与英特尔的无人机团队会面。他们现在的技术能力能做什么?反复试验完成生产计划。单靠无人机的性能就可以了是Intel的技术演示,所以MIKIKO团队想在会场结合投影和AR(增强现实)来导演,只有无人机制作是“吃鸡”(同上)

各种各样的想法在脑海中浮现又消失,想法被拾起,创造者受到伤害,直到最后剩下的是小池先生的灭火器和森先生的海老总。有两个“政治问题”。

“最后的火炬手是开幕式的高潮,是一个专业网球运动员的娜奥米卡。然而,她选举的过程也有一个强烈的政治和国际奥委会的阴影。”

大阪直美

事实上,直到今年2月,还有一个人被安排成为最后的火炬手。

“在实战中跑了吴定治、长岛茂雄、松井英树三个人。长岛先生也是制作组推荐的,不过松井先生是在家乡赞助的,石川县,作为协会名誉主席的森先生坚持进入候选名单,然而,当森先生以“女性不屑”的声明辞去组委会主席职务后,情况完全改变。一根白羽之箭立于大阪,体现了森先生所倡导的“多元与和谐”。我在森先生辞职后不久的三月份与他进行了磋商。”

担任火炬手的金先生、长岛和松井

来自灾区的六个孩子就在大阪之前跑了,但有没有计划让他们作为“重建奥运会”的象征成为最后的跑步者?

“重建奥运”遭国际奥委会否决

“国际奥委会早就告诉导演,‘世界上有麻烦的不只是东北。有限地接具体地震不好。’也有场景,但我也受到国际奥委会的指示去“移除”。这就是国际奥委会对重建奥运会的负面评价。”(同上)

另一方面,国际奥委会已敦促插入。

“即使是在实际演出中,为了切断开幕式故事发展而流淌的《想象》也是国际奥委会的强烈要求。在2018年平昌奥运会上,国际奥委会方面表示,‘我绝对想玩试想一下在开幕式上制作组接受了这个要求,结果开幕式符合国际奥委会和政界等有更大发言权的人的意图,而不是制作的可操作性和重建奥运理念。(同上)

7月26日,开幕式三天后。我们要求组委会确认无人机生产“Pakuri”和竹中辞职等一系列问题,但在截止日期前没有收到答复。

当我问起参与排除MIKIKO先生并将小林先生等人加入制作组的佐佐木先生时,他对开幕式有何看法。

“是的,我看到了,其他的我无法回答。”

那么,本该满怀期待地盯着开幕式的人——MIKIKO现在是怎么想的呢?我拨通她的手机,她说了几句:

“我无话可说。现在,我正在为最近的音乐会竭尽全力。”

对于东京来说,对于运动员来说,本应以最好的作品为目标的创作者被鄙视,开幕式只有国际奥委会、政治家和电通的要求才被优先考虑到最后。 MIKIKO 于去年 10 月 16 日向电通高管发送了这样一封电子邮件。

<如果我不抱怨重复这种方法的恐惧,日本就真的结束了>

如果我们不从这次失败中吸取教训,就像运动员从失败中恢复一样,她的话可能会成为现实。

週刊文春 2021年8月5日号

正片开始【真】

  东京奥运会无论如何恐怕都不能以“圆满”二字评价。

  日本著名杂志《周刊文春》通过多个渠道拿到11版共计1199页的开幕式内部台本,时间从去年4月至今年7月。他们在28日刊发报道,揭露了东京奥运会开幕式是如何一步步“崩坏”的。

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  根据2020年4月6日台本,东京奥运会开幕式本来应该是这个样子的:

  一辆红色的摩托飒爽地驶进国立竞技场,拉开开幕式表演大幕。而这辆正是大友克洋著名科幻漫画《阿基拉》中主角的爱车。

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  随后会场点亮倒计时。当计数归零,会场中央的穹顶开裂,露出高台舞台。高台上出现日本当红女子组合Perfume的三人组。同时使用立体投影技术,投射出东京街景。

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  演员三浦大知驾驶道具车入场,与扮演成东京站工作人员的舞者一同表演,展现“新东京:连接”的主题。随后三浦的脸逐渐变化成树根,会场中舒展的树根变成巨树向空中生长。

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  这一环节展现树木的生命力,女演员土屋太凤和舞蹈家辻本知彦共同表演。展现日本茶室环节时,将由舞蹈家菅原小春表演。

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  最后在会场中展现大友克洋最新创作的“新东京”。

  伴随一阵传统铃音,聚光灯全部聚焦舞台中心,演员手持光杖表演舞蹈。

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  之后播放1964年东京奥运会的回顾影片。伴随舞蹈进行,女艺人渡边直美身后大屏上出现“Ready?”字样,将表演拉回现代。在模仿成世界大陆的舞台间,开始选手入场。

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  天皇致辞宣布开始后,舞台从世界变为和平鸽。空中则投下无数象征和平鸽的纸飞机。

  接下来的竞技项目介绍环节由任天堂的宫本茂亲自监修,旁边会出现超级马里奥和宇宙入侵者两款经典游戏的CG形象。

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  最后舞台变化为火炬的形状,火炬手在周围传递圣火。最后一棒火炬手在舞台中央点燃主火炬台。

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  这一版方案创作的领导者是女性编舞家MIKIKO。其实一开始奥运会开幕式实际总导演的人选并不是她。但随着山崎宏和野村万斋此前相继下马,MIKIKO于2019年6月临危受命,实际承担起创作使命。而此时距离奥运会原定开幕时间只有一年零一个月。

MIKIKOMIKIKO

  东京奥组委官员透露:国际奥委会方面看了这版之后十分高兴,表示“能准备到这个地步真是不容易”。虽然之后需要加入有关抗疫的内容,但当时基本所有相关人士都认为只要在这版的基础上添加内容就可以了。

  一名国际奥委会人士感慨:这个方案的特点就是将最新的科技与人的身体表现绝妙融合。每一个场景都精心制作,倾注了生命。有机会真想看一次实际效果啊……

  但短短一个月后,广告公司电通公司以简朴办奥运为由将权限集中到同样是电通出身的佐佐木宏手中,将MIKIKO彻底排除在外。

  东京奥组委官员介绍,奥组委将开幕式业务委托给了电通。预算和运作的实权都在电通手里。

  事后人们才得知,在2020年年初这段时间,佐佐木曾提出让女艺人渡边直美扮猪的馊点子。这种歧视女性的主意遭到了以MIKIKO为首的团队成员的一致反对。

佐佐木宏佐佐木宏

  电通有关人士透露,正在准备服装和舞台装置的MIKIKO团队方案又变成一张白纸,以亿计的经费就打了水漂。

  在这之后,MIKIKO丧失了对创作方案的决定权,陷入极度失望。“2020年8月18日,佐佐木曾将MIKIKO叫去,给她说明了最新方案。这个方案就是把MIKIKO的方案剪切黏贴的东西。”

  具体到表演层面,10月14日的台本变成了这样。

  佐佐木保留了阿基拉摩托环节,但是挪到了表演后半部分。骑摩托的主人公换成了演员菅田将晖。

  对此,MIKIKO团队成员对此十分生气:确实当初我们也考虑过启用菅田。但是摩托经过特殊改造,在会场里实际跑起来还是有危险的。所以结论是选用擅长驾驶的专门人选。佐佐木不仅把已经定案的东西拿出来老调重弹,还完全无视开幕式的故事线索乱剪方案。

  佐佐木还往里加了一些极其无厘头的表演:比如叫Lady Gaga戴着马里奥的红帽子钻进水管后,过一会儿钻出一个同样打扮的渡边直美。他也知道这方案不太靠谱,还标注了个“请的来Lady gaga才行”。

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  除此之外,还有两个方案:一个是灭火的消防员围绕着木质的奥运五环;另一个是在表演尾声,请出歌舞伎演员市川海老藏和野村万斋。

  东京奥组委人士表示:“全部都是政治要求。关于代表江户文化的消防灭火部分,小池百合子从MIKIKO时期就要求演出团队‘一定要放进演出。’大概有报答消防灭火团体在都知事选举中曾支持她的意思。另外一方面,当时奥组委会长森喜朗要求“必须”把市川海老藏塞进去。最后在开幕式上实际表演的节目和服装,就是当初指定好的。”

开幕式实际演出的市川海老藏开幕式实际演出的市川海老藏

  但是对于优先考虑内容的MIKIKO而言,这两个政治要求和自己构思的演出内容完全不搭调,为此十分头疼。在2020年4月6日提交的台本中,也最终没有放入上述节目。

  “佐佐木接手之后,很轻易地就重新复活了这两个节目。巧妙地处理政治要求,正是追求利益最大化的电通人的一贯做法。无法容忍佐佐木和电通不诚实手段的MIKIKO在2020年11月9日向奥组委提交了辞呈。”12月23日,以MIKIKO为核心的创作团队正式解散。

  在这之后出现了标注为12月8日的台本,自此之后的台本封面上都标上了“机密”字样。

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  今年6月27日的台本中,阿基拉部分的演出消失。在决定无观众举办后,7月台本中暖场演出的计划也取消了。同时“森山未来的追悼节目”特别标注了“构成调整中”的字样,直到最后关头还在赶工。

  7月18日台本记录了一些细微调整,已基本接近定稿。但随后制作人员丑闻密集爆发,小山田因早年霸凌同学于19日辞职,小林因早年节目中调侃犹太人大屠杀于22日辞职。

  开幕式相关人士透露,这之后奥组委慌慌张张对开幕式工作人员展开背景调查。

  之后,原定要在木工表演节目中饰演工头的男演员竹中直人临时辞职,但并未公开。竹中在1985年名为“竹中直人禁止播出电视”的录像带中,曾有揶揄残疾人的表演。因内容十分过激,出版商已经自行回收。虽然竹中不是制作人,也并未构思剧本,仅仅参与了表演,但考虑到社会舆论,还是辞职了。

  很多网友都注意到,开幕式当天使用了很多日本著名游戏的配乐,但其中唯独没有知名厂商任天堂的作品。

  一名电通消息人士透露了其中原委。

  “MIKIKO团队曾委托任天堂监修竞技项目介绍环节,为此任天堂的宫本茂每个礼拜都会从京都总部去东京开会。但当佐佐木掌权后,很轻易地就把这一环节改成了以小人图像的形式展现,任天堂方面的感情应该也很复杂。结果在开幕式前任天堂的曲目被全部拿掉了。”

最终成品最终成品

  就连开幕式中,唯一收获观众好评的无人机节目也是不完全抄袭MIKIKO团队的创意。

  “MIKIKO时期的技术团队,为了和英特尔的无人机团队磋商,特意飞去了德国。现在的技术究竟能做到哪一步?多次尝试后最终形成了演出计划。如果只是无人机表演的话,就变成了英特尔的技术展示会了。MIKIKO团队为此结合了与AR联动的演出。但到正式开幕式上就只‘偷师’到了无人机表演。”

MIKIKO团队原案MIKIKO团队原案

  周刊文春写道,为了实现最棒的演出效果,政府投入了庞大的税金。开闭幕式的预算从申办阶段的91亿日元,涨到2019年的130亿日元,之后经历延期又增加到165亿日元。

  为了东京、运动员们,向着最棒演出努力的创作者们受到蔑视,开幕式最终只优先考虑政治家、电通和国际奥委会的要求。

  MIKIKO在去年10月16日曾向电通高层发了这么一封邮件:

  “反反复复使用这种手段的可怕之处,如果我不控诉,日本就真的完了,”

posted @ 2021-08-11 21:17  Neolux_Lee  阅读(822)  评论(0)    收藏  举报